漏水箇所に応じた圧着ソケット選定のめやす
鋼管用の圧着ソケットは、兼用型、直管専用型、そしてマルチ継手型の3種類があります。 なかでも、兼用型とマルチ継手型の使い分けは迷ってしまうケースがありますので、適した 圧着ソケット選定のめやすをご説明いたします。
鋼管で発生した漏水で、比較的小さい穴(ピンホール)や、亀裂があった場合、まずは 兼用型圧着ソケットをご利用ください。
塩ビ管の水漏れ補修における圧着ソケットの応用
塩ビ管の直管部分で長いクラック等の漏れ補修が必要な場合、塩ビ管の口径が
30A以外であれば、鋼管直管専用型圧着ソケットが塩ビ管の直管部に
そのままご使用いただくことができます。
圧着ソケットはステンレス管の漏れ補修にも対応します
ステンレス管は、大きく分けて厚肉管(配管用ステンレス鋼管・JIS G3459)と
薄肉管(一般配管用ステンレス鋼管・JIS G3448)の2種類があります。
ステンレス管の漏れにつきましては、ステンレス管の口径や仕様により
使用する圧着ソケットが異なりますので、詳しくは弊社まで配管口径サイズを
ご確認の上で、お気軽にお問い合わせ下さい。
ポリエチレン管の水漏れ補修にも圧着ソケットが使えます
ポリエチレン管でもピンホールやクラック等によって漏れが発生する場合があります。その場合でも直管部からの漏れであれば、鋼管直管専用型圧着ソケットを用いて漏れを止めることができます。